あざ

 

 

 

はじめに

 

生まれつきのあざがあり気にされている方は多いものです。
当院ではアザ治療件数はのべ40,000件を超え、全国有数の治療実績を自負しております。
特に新生児から乳児のアザは件数が多く治療ノウハウや経験も豊富です。
成人の方もお子様もほとんどのアザは保険適応にて治療が可能です。
(お子様の場合乳児医療で自治体によっては実質負担がありません。)

アザの種類によっては0歳での治療成績が格段によいものも多いので気になることがあれば、まずご相談下さい。もちろん自然に消退するあざなのか、レーザー治療が必要なのかも判断させて頂きます。
豊富な症例写真、患者様の声を紹介しておりますのでご覧下さい。

 

 

乳児のアザについて

 

基本的にはあざは保険適応にて治療可能です。

治療が必要であるあざの多くは0歳児から治療可能で、できるだけ早い時期から行う方が効果が得られやすいです。

あざのレーザー治療に関する 動画をアップしました
アザ治療で来院されるお子様は必ずご覧下さい

 

 

あざ治療の選択肢

レーザー

当院では、基本的にレーザーでの治療を第一選択としています。

使用するレーザー治療器
赤アザ 青アザ 茶アザ 黒アザ
Vbeam
Qスイッチ



Qアレキサンドライト
Qスイッチルビー
Qスイッチルビー



CO2レーザー

 

 

手術(切除・植皮術・エキスパンダー)

切除

複数回の通院が難しい場合、複合的な治療によっても治療抵抗性の場合には、残存部に対して切除を行うこともあります。

あざのメスで切除・摘出手術について
年齢 0歳 1歳~10歳 10歳以降
麻酔 局所麻酔
押さえつけ
全身麻酔 局部麻酔で可
何歳頃が最適? 就学期前3~5歳、または10歳以後が多いです。
押さえつけ 必要 状況により -
日帰り 当院は日帰りで出来ます。(その日の体調次第)
手術の回数 □1回で摘出   □2回   □3回以上
傷跡 早期には離開。
線で残ります。
ケロイド・肥厚・拡大・有毛部
は、禿が残る可能性があります。
赤み・白みが6ヵ月~3年継続する場合があります。
抜糸 7~10日程度・関節部分は14日程度
テーピング
紫外線予防
術後、紫外線予防と創のテーピングが1~3ヶ月必要です。
運動 1~2週間程度は運動禁止です。
関節部は、ギブス固定にて2週間安静が必要です。
下肢は、松葉杖が2~4週間必要です。
通学・通園 1~2週間創部の管理のため自宅安静が必要。
患者様、患部の状況によります。
入浴・プール 入浴翌日可能 プールは最低1~2週間禁止
傷跡のイメージ

 

植皮術

一期的な手術、切除が難しい場合は、皮膚移植を行うこともあります。

 

エキスパンダー

一期的な切除が難しい場合は、エキスパンダーという風船のようなものを皮下に入れて、徐々に膨らまかせていき、皮膚を拡張します。

 

 

 

赤アザ 保険適応

 

赤アザは皮膚の血管が拡張したり増えたりしてできるアザです。

いちご状血管腫、単純性血管腫、サーモンパッチ、毛細血管拡張症などがあります。

 

いちご状血管腫

いちご状血管腫は赤アザの一種で、未熟な毛細血管の増殖により起こるできものです。生後すぐ、あるいは生後数週以内に発症し、表面が苺状に赤く盛り上がり、急速に大きくなった後に、数年かけて徐々に赤みが抜け、退縮します。

昔は自然治癒するため、経過観察をする事が当たり前でしたが、大きくなってしこりや跡を残す例もあります。多くの患者様が0歳での色素レーザー照射を行います。

 

からだの表面のどこにでも見られますが、顔に多く、大多数のものが局面型、腫瘤型を示します。また、深在型では、皮膚より深部にあるため、表面に異常が無く濃い青色を呈します。大きさは、数ミリの小さなものから、顔の半分以上を覆い、眼を開くことができないほど大きなものまであります。生後3~7ヵ月頃に著しく増大して、大きなものではできた部位により視力障害、呼吸困難、開口障害、難聴など機能障害を起こしたり、局所に潰瘍 を形成したり、出血を繰り返すような特殊なものもあります。このような場合には、積極的な治療が必要です。一般的には時間がかかりますが、自然治癒します。2歳頃から退縮が始まり、5歳までに50%、7歳までに75%の苺状血管腫が自然に治癒すると言われています。自然に色調が治っても、表面のでこぼこや色が白く抜けたり、隆起やしわ・たるみを残したり不自然な外観を呈することがあります。

 

いちご状血管腫

 

いちご状血管腫

 

いちご状血管腫

 

 

治療方法

経過観察で自然治癒を待つのか、レーザー治療を行うか、診察を行い判断します。

レーザー治療の場合は、基本的に3か月に1回、レーザー照射します。

  1. レーザー照射 1~2時間前に麻酔シールを貼ります。
  2. レーザー後は軽いやけど状態になります(外用剤を乾くまで塗布してください)。
  3. 赤みが強く大きなものは跡・しこりを残すことがあります。
  4. 継続的な治療により、ある程度あざが薄くなったら治療完了です。
  5. 自然経過で肌に馴染んでゆくのを待ちます。

治療期間の目安

3クールから6クール以上

 

治療間隔

基本的に3ヶ月に1回

 

 

西堀形成外科でのレーザー治療は、色の薄くなりにくい赤あざを0才時より開始して早く色を薄く落ち着かせることを目的とします。

 

単純性血管腫 

顔の半分にもなる広範囲のものはスタージウェーバー症候群といい、他の合併症や頭の中に血管腫があることもあり専門医の診察が大切です。特に体の大部分をしめる広範囲の場合は、生まれてすぐからレーザー治療を開始すると効果が良いといわれています。

 


 

 

サーモンパッチ 

乳児のおでこの真ん中にできる赤あざです。

自然消退することが多いですが、稀に成人になっても残っていることがあります。

希望に合わせてレーザー治療を行います。

 

毛細血管拡張症 

年齢を重ねると皮膚の毛細血管が弱くなり、赤アザになることがあります。
すぐに顔が赤くなる赤ら顔としても知られています。

保険にてレーザー治療が可能です。

 

 

 

静脈瘤

足に形成される皮下の静脈拡張です。

 

 

 

治療方法 

色素レーザー治療が第一選択です。治療時間は5分程度です。

成人の方や小さいアザの場合、照射するときの痛みはシールや塗りぐすりの麻酔で可能です。

レーザー照射の際に危険と思われる可能性がある動いてしまうお子様や広い範囲のアザの場合は全身麻酔を行い、安全かつ確実な治療をおすすめします。

 

治療期間の目安

約2~3年

 


 

 

青アザ 保険適応

 

異所性蒙古斑 

おしりにあるものは蒙古斑ですが、手足や顔、胸やお腹にあるものを異所性蒙古斑といいます。自然に薄くなりますが、色の濃いものは成人になっても残ります。

状態によってQスイッチルビーレーザ治療を行います。

 

太田母斑  

表皮基底層にあるメラノサイトが真皮層に増加して起こります。

三叉神経1.2領域の皮膚(顔の上側)や眼球に見られる青あざは太田母斑と呼ばれます。

思春期に出現する場合と生下時からある場合があります。いずれも自然に消退は期待できません。

しかしQスイッチルビレーザーもしくはアレキサンドライトレーザーで確実に治療可能です。

 

太田母斑の治療をされた患者様の声

 

 

生まれてから顔の眼の近くに青黒いアザがあり、どんどん広がってきたのでかかりつけの小児科の先生から紹介状を頂きました。
顔でとても不安でしたので、迷いながらもレーザー治療は3ヶ月から開始しました。
正直最初のレーザー治療は不安でしたが、丁寧に診察を毎回して頂きスタッフさんにも励まされながら治療を続けました。
いまではどこにあざがあったのか分からないまでにきれいになりました。
本当に早く決断して正解でした。ありがとうございました。

【豊田市 2才 女児】

 

 

遅発性太田母斑

遅発性太田母斑は思春期ごろから両頬、額の左右両端を中心に、薄茶色や灰色っぽい斑点上の色素斑が増えてくる疾患です。

 

 

 

 

 

 

 

 

治療方法

Qスイッチレーザー照射を行います。

治療期間の目安

1年~1年半

治療間隔

1ヶ月~3ヶ月に1回

 

 

 

 

茶アザ 保険適応

扁平母斑 

先天的に表皮のメラニン量が多いことが原因です。

生下時から存在するものと、成人になって肩、胸に片側だけ現れるベッカー母斑と呼ばれるものがあります。悪性化したりはしません。

両親の希望で小さいものでも治療可能ですが、治療開始年齢や場所により治療成績は異なります。消えにくいものもあり、また一度消えても再発を起こしやすいため、いろいろな種類のレーザーで複合的に治療を行います。

 

 

 

治療方法 

Qスイッチルビーレーザーやアレキサンドライトレーザー、ウルトラパルス炭酸ガスレーザーなどを組み合わせた複合レーザー治療を行っております。

治療期間の目安

6ヶ月以上

治療間隔

1ヶ月~3ヶ月に1回

 

 

 

黒アザ 保険適応

母斑細胞性母斑 

所見は多彩ですが、母斑細胞の増殖、形態異常を起こした状態です。

小さいものはいわゆるほくろであり、幼時期からできてきます。

大きいものは黒あざと呼ばれ生下時から存在します。

出生時にあるもので注意が必要なのは大きいものです。「母斑症」といわれ遺伝や他の合併症をもつ疾患であることがあり、専門的な知識や検査が必要です。

毛が生えているものは獣毛性色素性母斑とよばれ、悪性化したりすることもあります。

治療対象は美容上の適応も含めて、気になれば行うことが可能です。悪性かどうかの見極めが必要であれば検査を行ないます。

炭酸ガスレーザーやQスイッチルビーレーザーを使用し治療する方法や、手術療法を選択することもあります。

 

 

 

治療方法 

皮膚の幅広い範囲にアザの細胞が存在しているため、複数のレーザーを併用した複合レーザー治療が必要です。

治療期間の目安

6ヶ月以上

治療間隔

1ヶ月~3ヶ月に1回

 

 

色素性母斑

色素性母斑の治療をされた患者様の声

 

 

最初は手術になるかもしれないと小児科の先生にいわれて不安でいっぱいでした。
生まれたときからある黒あざで大きくなることはあっても自然には消えないといわれたときはどうしても手術はいやだったのでわらをつかむような気持ちでレーザーをお願いしました。早く始めた方が治療成績が良いと教えて頂いたのでまよわずすぐにレーザーを始めました。
数回のレーザーから効果が出始め、両親にも治療して本当に良かったねといわれています。

【豊橋市 1歳 男児】

 

 

 

 

その他のアザ 脂腺母斑

 

脂腺母斑は、頭に出来ることが多く、生まれた時にはやや赤みのある髪の毛の生えない斑状ですが、年齢とともに見た目の感じも変化して、徐々に盛りあがっていぼ状になり、茶褐色へと変化していきます。脂腺母斑の上に皮膚癌が出来る可能性があるため、ある程度の年齢で切除してしまうことが必要になります。

治療は、切除する手術が一般的ですが、頭に出来ることの多い脂腺母斑では、皮膚に余裕がないため、専門的な工夫が必要になることもあります。表皮母斑の場合、レーザーなどを使って母斑を削り取る様な手術を行うこともあります。

 

 

 

 

 

あざ治療についての更に詳しい内容は/あざ治療の専門クリニックサイトへ

 

 

 

名古屋のあざ治療・レーザー治療のご相談は西堀形成外科・麻酔科・皮膚科へ!

西堀形成外科・麻酔科・皮膚科は、名古屋駅から東山線、藤が丘駅より徒歩1分です