扁平母斑
茶あざは扁平なので、「扁平母斑」と呼ばれます。
生まれた時からある先天性の扁平母斑と、思春期になってから発症する「遅発性扁平母斑」があり、遅発性の場合はあざに毛が同時に生えてくることもあります。
先天性の扁平母斑も、遅発性扁平母斑も、悪性化することはありません。
扁平母斑の治療は、まずレーザー治療から始めます。効果的なのは、ルビーレーザー、Qスイッチ付きルビーレーザーです。有効な場合は薄くなるまで治療を行います。
根気よくレーザーを照射することであざが薄くなり、まだら感が出ても目立たくなっていきます。
難治性のあざの場合や、治療効果が得られにくい場合は、多種のレーザーを同時照射するなど、オーダーメイド治療が必要です。
再発がとても多いあざなので、治療効果は100%ではありません。
0歳での治療効果率は50~60%です。成人では約20%程度と下がるので、早期の治療開始が理想的です。
先天性の扁平母斑の場合、成人になってからレーザーが効くのはまれで、再発率も高くなります。
扁平母斑と診断して治療をすすめたあざが、ほくろの細胞であったりすることもあります。
先天性の扁平母斑も、遅発性扁平母斑も、悪性化することはありません。
扁平母斑の治療は、まずレーザー治療から始めます。効果的なのは、ルビーレーザー、Qスイッチ付きルビーレーザーです。有効な場合は薄くなるまで治療を行います。
根気よくレーザーを照射することであざが薄くなり、まだら感が出ても目立たくなっていきます。
難治性のあざの場合や、治療効果が得られにくい場合は、多種のレーザーを同時照射するなど、オーダーメイド治療が必要です。
再発がとても多いあざなので、治療効果は100%ではありません。
0歳での治療効果率は50~60%です。成人では約20%程度と下がるので、早期の治療開始が理想的です。
先天性の扁平母斑の場合、成人になってからレーザーが効くのはまれで、再発率も高くなります。
扁平母斑と診断して治療をすすめたあざが、ほくろの細胞であったりすることもあります。
治療方法 | Qスイッチルビーレーザーやアレキサンドライトレーザー、ウルトラパルス炭酸ガスレーザーを使用します。 レーザーを組み合わせて治療を行うこともあります。 |
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治療期間 の目安 |
6ヶ月以上 |
治療間隔 | 1ヶ月~3ヶ月に1回 |
治療のリスク 合併症 |
やけど、水ぶくれ、一時的な色素沈着、あざ再発、白抜け、まだら感など |
遅発性扁平母斑
(ベッカー母斑)
(ベッカー母斑)
肩など体幹部にできる茶あざで思春期になってから発症する発毛性の遅発性扁平母斑は「ベッカー母斑」と呼ばれています。
悪性化することはありません。
治療は、まずレーザー治療から始めます。効果的なのは、ルビーレーザー、Qスイッチ付きルビーレーザーです。有効な場合は薄くなるまで治療を行います。
有毛性の茶あざなので脱毛レーザーが有効な症例も多くあります。
根気よくレーザーを照射することであざが薄くなり、まだら感が出ても目立ちにくくしていきます。
治療効果が得られにくい場合は、多種のレーザーを同時照射するなど、オーダーメイド治療が必要です。
色を薄くしていくのか、毛を薄くしていくのかで治療方針が多少違ってきます。
皮ふレーザー治療をしない方が目立たない症例もありますので診察時にご相談が必要です。
悪性化することはありません。
治療は、まずレーザー治療から始めます。効果的なのは、ルビーレーザー、Qスイッチ付きルビーレーザーです。有効な場合は薄くなるまで治療を行います。
有毛性の茶あざなので脱毛レーザーが有効な症例も多くあります。
根気よくレーザーを照射することであざが薄くなり、まだら感が出ても目立ちにくくしていきます。
治療効果が得られにくい場合は、多種のレーザーを同時照射するなど、オーダーメイド治療が必要です。
色を薄くしていくのか、毛を薄くしていくのかで治療方針が多少違ってきます。
皮ふレーザー治療をしない方が目立たない症例もありますので診察時にご相談が必要です。
レックリングハウゼン病
(神経線維腫症Ⅰ型)
(神経線維腫症Ⅰ型)
全身のさまざまな所に褐色の色素斑が見られたり、柔らかな小さな腫瘍が多発したり、巨大な腫瘍ができて大きくなる茶あざです。19世紀末にドイツの病理学者レックリングハウゼン氏によって初めて報告されました。
約3千人に1人の割合で生じるといわれており、日本国内の患者数は約4万人と推定されています。
遺伝性の場合もあり、両親のどちらかがレックリングハウゼン病の場合、子どもに遺伝する確率は50%です。
ミルクコーヒーのような色をした色素斑は「カフェオレ斑」と呼ばれ、多くは生まれたときから見られます。丸みのある輪郭で、子どもの場合は直径5ミリ以上、大人は直径15ミリ以上の色素班が6個以上見られます。
足の付け根や脇にできる小さな色素斑は「雀卵斑(そばかす)様色素斑」と呼ばれ、まれに大きな色素斑ができると、膨らんでくることが多いです。
皮ふの神経線維腫の場合は、思春期ごろから徐々に現れてきますが、症状には個人差があります。
病気の発症を防ぐ根本的な治療法はなく、対処療法が主となります。
皮ふの色素斑はレーザー治療によって薄くなっても、再発するケースが多いといえます。
皮ふの神経線維腫は、手術でとることができますが、悪性腫瘍を合併する割合がやや高いといえます。
皮ふだけでなく、他の臓器や骨、眼、神経系にも腫瘍が存在する場合は、早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。
約3千人に1人の割合で生じるといわれており、日本国内の患者数は約4万人と推定されています。
遺伝性の場合もあり、両親のどちらかがレックリングハウゼン病の場合、子どもに遺伝する確率は50%です。
ミルクコーヒーのような色をした色素斑は「カフェオレ斑」と呼ばれ、多くは生まれたときから見られます。丸みのある輪郭で、子どもの場合は直径5ミリ以上、大人は直径15ミリ以上の色素班が6個以上見られます。
足の付け根や脇にできる小さな色素斑は「雀卵斑(そばかす)様色素斑」と呼ばれ、まれに大きな色素斑ができると、膨らんでくることが多いです。
皮ふの神経線維腫の場合は、思春期ごろから徐々に現れてきますが、症状には個人差があります。
病気の発症を防ぐ根本的な治療法はなく、対処療法が主となります。
皮ふの色素斑はレーザー治療によって薄くなっても、再発するケースが多いといえます。
皮ふの神経線維腫は、手術でとることができますが、悪性腫瘍を合併する割合がやや高いといえます。
皮ふだけでなく、他の臓器や骨、眼、神経系にも腫瘍が存在する場合は、早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。
茶あざ治療の料金
保険適応での料金の目安は、一部位につき3割負担で約7,070円~12,990円です。
(部位と面積によります。)
(部位と面積によります。)
※お子様は自治体によってご負担はありません。
症例写真
扁平母斑
(リスク)