脂腺母斑
脂腺母斑は、頭に出来ることが多く、生まれた時にはやや赤みのある髪の毛の生えない斑状ですが、年齢とともに見た目の感じも変化して、徐々に盛りあがっていぼ状になり、茶褐色へと変化していきます。
脂腺母斑の上に皮膚癌が出来る可能性があるため、ある程度の年齢で切除してしまうことが必要になります。
治療は、切除する手術が一般的ですが、頭に出来ることの多い脂腺母斑では、皮膚に余裕がないため、専門的な工夫が必要になることもあります。
表皮母斑の場合、レーザーなどを使って母斑を削り取る様な手術を行うこともあります。
脂腺母斑の上に皮膚癌が出来る可能性があるため、ある程度の年齢で切除してしまうことが必要になります。
治療は、切除する手術が一般的ですが、頭に出来ることの多い脂腺母斑では、皮膚に余裕がないため、専門的な工夫が必要になることもあります。
表皮母斑の場合、レーザーなどを使って母斑を削り取る様な手術を行うこともあります。
副乳
胸のミルクラインと呼ばれる乳腺ができるといわれるラインに茶色っぽいアザで見つけることがあります。
乳頭のもとになる乳頭原基が、胸の乳輪以外に消えずに残ってしまったものを「副乳」といいます。
脇のそばに直径1~2センチの褐色のあざや未発達の乳頭のようなしこりができ、硬い毛が生えます。
思春期以降、妊娠時にうずくような痛みや乳汁を分泌することがあります。
ごくまれに乳がんが発生することがあります。
乳頭のもとになる乳頭原基が、胸の乳輪以外に消えずに残ってしまったものを「副乳」といいます。
脇のそばに直径1~2センチの褐色のあざや未発達の乳頭のようなしこりができ、硬い毛が生えます。
思春期以降、妊娠時にうずくような痛みや乳汁を分泌することがあります。
ごくまれに乳がんが発生することがあります。
軟骨母斑(副耳等)
耳の穴の前やほほなどにできる、皮ふに覆われたイボ状のできものです。
片方の耳の前に1つだけあることが多いけれど、両耳にあったり、複数個できたり、首のあたりに見られることもあります。
ゴマ粒大から、大豆ほどの大きさまでありますが、隆起はせず、へそ状に陥没したり、口蓋裂などの奇形を伴うこともあります。
新生児の千人に約15人程度に見られます。
産婦人科ではよく生後まもなく赤ちゃんの副耳に対して、絹糸で縛り壊死させ、自然に脱落する方法を推奨していますが、ディンプル状の出っ張りが残ることがあります。
副耳の傷痕をきれいにするなら、生後まもなく~1歳までに切除手術を行うのがおすすめです。
1歳以降残ってしまった副耳は、全身麻酔などで摘出するのがお勧めです。
片方の耳の前に1つだけあることが多いけれど、両耳にあったり、複数個できたり、首のあたりに見られることもあります。
ゴマ粒大から、大豆ほどの大きさまでありますが、隆起はせず、へそ状に陥没したり、口蓋裂などの奇形を伴うこともあります。
新生児の千人に約15人程度に見られます。
産婦人科ではよく生後まもなく赤ちゃんの副耳に対して、絹糸で縛り壊死させ、自然に脱落する方法を推奨していますが、ディンプル状の出っ張りが残ることがあります。
副耳の傷痕をきれいにするなら、生後まもなく~1歳までに切除手術を行うのがおすすめです。
1歳以降残ってしまった副耳は、全身麻酔などで摘出するのがお勧めです。
平滑筋母斑
生後まもなく茶色っぽいあざで気づきます。
小児科、産婦人科、皮膚科、形成外科の先生でも早期はあざかどうか判断できないことがあります。
成長とともにあざがはっきりして、あざのある部分だけ産毛が濃く見えることで気づきます。
立毛筋の周りや腰、骨盤の上の仙骨によくできるあざです。
あざの境界がやや不明瞭な淡褐色で、あざに毛が生えることが多く、生後6カ月以内に発生しやすいです。
成長とともにしこりが出来ることがあります。
治療は、しこりが出来てきたら手術的摘出をします、毛のみの症状であれば脱毛レーザーが効果あります。
小児科、産婦人科、皮膚科、形成外科の先生でも早期はあざかどうか判断できないことがあります。
成長とともにあざがはっきりして、あざのある部分だけ産毛が濃く見えることで気づきます。
立毛筋の周りや腰、骨盤の上の仙骨によくできるあざです。
あざの境界がやや不明瞭な淡褐色で、あざに毛が生えることが多く、生後6カ月以内に発生しやすいです。
成長とともにしこりが出来ることがあります。
治療は、しこりが出来てきたら手術的摘出をします、毛のみの症状であれば脱毛レーザーが効果あります。
結節性硬化症
主に皮ふや神経系などに、良性の腫瘍「過誤腫」や先天性の病変「過誤組織」ができる全身疾患です。
両親からの遺伝、または両親の精子または卵子の遺伝子の突然変異が原因と考えられています。
年齢により症状が異なり、乳児期は体幹や下腿に色素が木の葉形に白く抜けた「葉状白斑」が見られたり、てんかん発作や知的障害が見られることがあります。
幼児期以降は顔面に常色~淡紅色の直径2~10mmの硬い「血管線維腫」(旧名:頑面脂腺腫)が多発し、成長すると増加しあて血管線維腫が融合し、腫瘤状や局面状になることがあります。
思春期以降は腰や殿部に直径約3cmの硬く扁平なブツブツができる「粒起革様皮ふ」になることが多く、それらが融合して唐草模様のように見えます。
爪の周囲に直径2~10mmの淡紅~褐色の紡錘形の血管線維腫が現れることもあります。
国内外の調査では結節性硬化症の割合は1万〜4万人に1人ですが、軽症で結節性硬化症と診断されていない場合も考慮すると約6千人に1人程度いると推定されています。
両親からの遺伝、または両親の精子または卵子の遺伝子の突然変異が原因と考えられています。
年齢により症状が異なり、乳児期は体幹や下腿に色素が木の葉形に白く抜けた「葉状白斑」が見られたり、てんかん発作や知的障害が見られることがあります。
幼児期以降は顔面に常色~淡紅色の直径2~10mmの硬い「血管線維腫」(旧名:頑面脂腺腫)が多発し、成長すると増加しあて血管線維腫が融合し、腫瘤状や局面状になることがあります。
思春期以降は腰や殿部に直径約3cmの硬く扁平なブツブツができる「粒起革様皮ふ」になることが多く、それらが融合して唐草模様のように見えます。
爪の周囲に直径2~10mmの淡紅~褐色の紡錘形の血管線維腫が現れることもあります。
国内外の調査では結節性硬化症の割合は1万〜4万人に1人ですが、軽症で結節性硬化症と診断されていない場合も考慮すると約6千人に1人程度いると推定されています。
白あざ・その他の
あざ治療の料金
あざ治療の料金
保険適応での料金の目安は、3割負担で約6,000円~36,000円です。
(部位と面積と方法によって異なります。)
(部位と面積と方法によって異なります。)
※お子様は自治体によってご負担はありません。
症例写真
脂腺母斑
(リスク)
傷あとの直後、赤みが強く徐々にピンク色となり、2~3年かけて最終的に肌色・白色の傷あとになります。
禿(はげ)が残ります。